プログラム

  • S-43
  • セッション

福祉避難所としての特別支援学校の可能性と課題

主催団体:
特別支援学校の災害対策を考えるfacebookグループ
協力団体:
常葉大学社会環境学部小村研究室/兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科青田研究室/大阪府立支援学校PTA協議会OB会/静岡県立富士特別支援学校/海ぼうずの会(「ふじのくにDIGセミナー」参加者の会)
  • 9/7(日)
  • 10:30~12:00
  • map
    1F 展示控室1
  • 自治体向け
  • 一般向け
  • 避難・避難所
  • インクルーシブ

2024年秋、内閣府から全国の防災行政・教育関係者へ「特別支援学校を障害のある子供のための福祉避難所に指定する取組の推進について」との通知がありました。通い慣れた特別支援学校が、そこに通う児童生徒や卒業生とその家族の福祉避難所になることは、基本的には歓迎すべきと思います。ただ、この通知を生きたものにするには、課題の整理とさらなる工夫が必要ではないでしょうか。一緒に考えてみませんか。

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参加や、オンライン配信視聴にあたって、特に予約は必要ありません

オンライン配信
紹介動画
紹介動画
https://www.youtube.com/@jo2uym
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メッセージ
メッセージ

特別支援学校の児童生徒・卒業生、そのご家族にとって、通い慣れた学校が福祉避難所として指定されることは、一般の避難所への行きづらさを考えると心強いことだと思います。とはいえ、「人」「モノ」「こと」の事前の備えが無ければ、せっかくの良い仕組みも生きたものにはなりません。では具体的には何が必要か、何をどうすればこの仕組みが生きたものになるのか、当事者家族や教育・防災の関係者と一緒に考えてみませんか。

防災への取組紹介
防災への取組紹介

2019年春、特別支援学校(以下特支)の教員と防災研究者を中心に立ち上がった緩やかなつながりの団体です。特支に通う児童生徒向けの防災教育は当然のこととして、広く障害者福祉全般の向上に寄与することを目指しています。毎月2回、オンラインでの情報交換の場を持つ他、2020年春と2021年春にはオンライン研究集会も開催しました「ぼうさいこくたい」には2022年より毎年セッションを開催させていただいています

取組紹介画像
団体プロフィール
登壇者紹介
登壇者紹介
  • 登壇者画像

    兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授

    青田 良介 アオタ リョウスケ

    被災者支援のための自助・共助・公助の連携・協働、防災ガバナンスが専門です。元行政マンで阪神・淡路大震災を経験したこともあり、少しでも災害を減らす実践的な減災復興を目標にしています。特別支援学校の状況を踏まえた、先生だけに負担を強いるのではない対策を考えたいです。

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    日本防災研究所 所長

    楠本 あゆ美 クスモト アユミ

    防犯ショップ勤務時に 中越と東日本大震災を経験。防災の勉強をはじめる。現在は防災セミナーなどで自治体などに防災啓蒙をしたり、特別支援学校の訓練を行ったりしている。ラジオパーソナリティとしても活動しており、発達障害児の母として、要配慮者の防災の取り組みを皆さまにお伝えしながら みんなで助かるを伝えている。 昨年からは能登半島復興支援で現地の被災した着物をリメイクし販売、その金額の一部を被災地に支援金として寄付する活動も行っている。

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    常葉大学社会環境学部 准教授

    小村 隆史 コムラ タカシ

    1963年千葉市生まれ。防衛庁(当時)防衛研究所を経て日本初の防災学部である富士常葉大学環境防災学部開学メンバー。現所属はその後身。災害図上訓練DIG考案者。専門は地域防災。2019年春「特別支援学校の災害対策を考えるfacebookグループ」を立ち上げ今日に至る。

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    一社)福祉防災コミュニティ協会 所属

    前川 良栄 マエカワ ヨシエ

    平成23年度に支援学校PTA会長を務めた際、東日本大震災時の支援学校の状況を目の当たりにし、防災の重要性を認識しました。以来、福祉と防災をテーマに、防災支援活動および研究活動に従事しております。所属団体では、福祉施設BCP作成支援、福祉避難所訓練、研修の実施等を行っております。

  • 上記の内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。